徒歩:中野駅7分・新中野駅5分
中野区中央5-39-13 1階
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呼吸器内科

こんな症状の方に
  • かぜをひいた
  • 咳が長引く
  • 息が苦しい・息切れ
  • 風邪症状

呼吸器内科について

呼吸器内科について

咳が止まらない、痰がからむ、息切れがする、胸が苦しい、胸が痛い、いびきがひどい、夜間に目が覚める、疲れが取れない等の症状でお困りの方は、当院の呼吸器内科に是非ご相談下さい。

咳、息切れの原因となる疾患には、気管支喘息、咳喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)など比較的頻度が多い疾患から、間質性肺炎や肺癌など一般的に診断治療が難しい疾患まで様々です。

いびき、睡眠のトラブル、疲れが取れない、夜間頻尿など、あまり呼吸器と関係がないように思える症状も、実は睡眠時無呼吸症候群が原因となっている可能性があります。

当院の呼吸器内科外来では、これらの多彩な呼吸器疾患に専門的な立場から診断治療を行い、患者様一人ひとりに最適な診療をご提案させて頂きます。

気管支喘息

気道の慢性的な炎症により、気道が過敏になり、気道が狭くなる病気です。典型的な気管支喘息は気管支が狭くなることにより、ゼエゼエ、ヒューヒューという喘鳴を感じますが、咳症状が主体で喘鳴を感じないこともあります。喘息の咳の特徴は、夜間・早朝に出現しやすく、季節による症状の変動やきっかけ(寒暖差、運動、ストレス、飲酒)があることです。

診断は、丁寧な問診と聴診、胸部レントゲン、肺機能検査、呼気一酸化窒素濃度測定(FENO)、必要な場合は血液検査を行います。

治療は、自宅で毎日できる吸入ステロイドや吸入気管支拡張薬、抗アレルギー薬の内服が有効です。ステロイドの副作用を心配される方もいらっしゃいますが、内服や点滴のステロイドのような全身性の副作用(糖尿病、免疫低下)は、ほとんどない安全な治療法です。吸入療法は吸入薬を正しく使用することが大変重要ですので、吸入方法の指導もしっかり行います。様々なタイプの吸入薬が発売されており、患者様一人ひとりに最適な治療を提案させて頂きます。

咳喘息

咳喘息とは「咳が主体の、気管支喘息の前段階」と言える疾患です。長引く咳の原因疾患として最も頻度が多く、慢性的な咳の原因の30~50%を占めると報告されています。咳喘息の咳は、就寝時や夜間・早朝などの副交感神経が優位になる時間帯に多い点は気管支喘息と同様です。咳の程度としては、気管支喘息発作に至るほどの強さではありませんが、「会話」、「笑う」、「エアコンの冷気」、「湯気」などのきっかけで、一度咳が出始めるとなかなか止まらなくなってしまいます。約30%は気管支喘息に移行することが知られており、咳喘息のうちにしっかり診断治療することが重要です。

診断については、「肺癌」や「肺結核」など長引く咳を主症状とする「こわい病気」ではないことを胸部レントゲンで確認しつつ、丁寧な問診と聴診、肺機能検査、呼気一酸化窒素濃度測定(FENO)、必要な場合は血液検査と併せて行います。

治療は、気管支喘息と同様に、自宅で毎日できる吸入ステロイドや吸入気管支拡張薬、抗アレルギー薬の内服が有効です。吸入療法は吸入薬を正しく使用することが大変重要ですので、吸入方法の指導もしっかり行います。様々なタイプの吸入薬が発売されており、患者様一人ひとりに最適な治療を提案させて頂きます。

咳喘息

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

肺内では、3~5億個の肺胞(肺容積の85%を占める)という場所で酸素と二酸化炭素の交換を行っています。慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは、長年の喫煙により肺胞が徐々に壊されて、酸素と二酸化炭素の交換が出来なくなっていく病気です。
肺がスカスカになり、息切れが主症状の「気腫型」と、画像での異常は軽微でも咳や痰が強い「慢性気管支炎型」の2タイプがあります。徐々に息切れが進行し、最終的に在宅酸素療法が必要となる場合もあります。

診断については、喫煙歴を含めた詳細な問診と聴診、胸部レントゲン、肺機能検査、必要な場合は血液検査(合併症の評価)等を行います。

治療は、自宅で毎日できる吸入気管支拡張薬が有効です。吸入療法は吸入薬を正しく使用することが大変重要ですので、吸入方法の指導もしっかり行います。様々なタイプの吸入薬が発売されており、患者様一人ひとりに最適な治療を提案させて頂きます。禁煙で進行を抑えることが期待できるため禁煙サポートをしっかり行っていきます。

呼吸器疾患の方のためのお役立ちページ

ぜんそく天気予報

ぜんそく天気予報 チェンジ喘息

吸入薬の使い方 (※独立行政法人環境再生保全機構ホームページ)

各種吸入器の吸入方法をご紹介しております。

院内設備

デジタルX線画像診断システム

デジタルX線画像診断システム

少ないX線で高画質を実現し、撮影から約1秒後には画像の結果を得ることができる装置です。デジタル処理技術により「胸部骨陰影低減画像」を作製することも出来ます。肋骨や鎖骨の裏に隠れた病変を発見しやすくする技術です。 さらにデジタルX線画像からダイレクトに骨塩量を計測することも可能です。骨粗しょう症の診断・治療効果判定にも活躍しています。

スパイロメーター

スパイロメーター

肺活量や息を吐く機能を調べることが出来る検査機器です。気管支喘息、COPDの診断と病状評価を行うことが出来ます。

呼気中一酸化炭素濃度測定器

呼気中一酸化炭素濃度測定器

ニコチン依存症治療時に患者様の喫煙状況を判定する検査機器です。

・一酸化窒素ガス分析装置

一酸化窒素ガス分析装置

呼気を分析し、気管支のアレルギー性の炎症を評価する検査機器です。呼吸器疾患とくに気管支喘息の診断や治療後の評価などに有用な検査です。

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